電子的ヒトリゴト

ゲイのブログ。主に読書、心理学、SOGI、日記など

読書など

最近読んだ本

図書館に訊け! (ちくま新書) 作者: 井上真琴 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2004/08/06 メディア: 新書 購入: 4人 クリック: 295回 この商品を含むブログ (83件) を見る 図書館っていいよねえ。本書の中で、図書館を使いこなす心得の1つとして、最初に…

『ニューヨーク・ニューヨーク』

ニューヨーク・ニューヨーク 1 (白泉社文庫) 作者: 羅川真里茂 出版社/メーカー: 白泉社 発売日: 2013/08/02 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る このマンガの概要をwikipediaより引用します。 ゲイの男性を主人公にしたシリアスな話。BL的な内…

『人はなぜ集団になると怠けるのか 「社会的手抜き」の心理学』

集団において、人は個人のまんまの性質ではなくなります。すなわち、集団特有の心理的なプロセスが働くのです。その中の1つの現象として、社会的手抜きが知られています。社会的手抜きとは、「個人が単独で作業を行った場合にくらべて、集団で作業を行う場合…

エゴレジ!『「エゴ・レジリエンスで」でメゲない自分をつくる本』

エゴ・レジリエンスとは エゴ・レジリエンスをご存知でしょうか。最近、レジリエンスという言葉は知名度があがっているような感じがします。それにエゴ(自我)がくっついた言葉です。エゴ・レジリエンスは、アメリカの心理学者ジャック・ブロックによって提…

動機づけを高める方法の収集

動機づけを高める方法およびその周辺的な知識の収集を試みます。その質については、実証的なエビデンスがなくとも(または、私が適切なエビデンスを提示できなくとも)私が有用であると判断したものを載せます。なるべく本や論文において、研究者のいうこと…

『しまなみ誰そ彼 3』

以下に、少しネタバレがありますので、ご注意ください。 『しまなみ誰そ彼』の3巻を読みました。発売したばかりです。ついでに、以前読んだ2巻の感想も少し書きます。以前に1巻に関してブログに書きました。 2、3巻の感想を軽く書きます。 しまなみ誰そ彼 2 …

これは願望の達成に使える『成功するにはポジティブ思考を捨てなさい 願望を実行計画に変えるWOOPの法則』

すごい本を読みました。 タイトルは自己啓発本のようですが、科学的手法に基づいている心理学の一般書です。著者は、ガブリエル・エッティンゲンという心理学者です。自己啓発本でよくいわれるポジティブ信仰をぶったぎっていて痛快でした。 成功するには ポ…

非言語コミュニケーション

僕は感情表現が苦手であることを以前に述べた。過去に僕は数秘術という占いをしてもらったことがあって、その先生に僕の人生の課題は感情表現であるといわれた。まったく裏づけはありませんが(^-^;)でも、占いの結果はどうであれ、直感的にそのとおりだろ…

茶道に関する本を読んだ

茶道を再開して約1か月が経った。高校生のときに茶道をやっていたが(あまり真面目に取り組んでいなかった)、それ以来、茶道からまったく離れていたので、作法やらなにやら完全に忘れていると思っていた。しかし、案外身体が覚えているので驚きだった。 日…

『思いやりの人間関係スキル』がすごい。

前回の記事で少し紹介したのですが、非常によい本を見つけました。その後、僕にしては珍しく長い時間をかけて熟読しました。おそらく今後も頻繁に参考にし続けます。何回も読む価値がある、そういう本です。この本は、上記の記事で知りました。 思いやりの人…

図書館はよい

現在、本に関して僕は基本的に図書館で借りています。たまに本を購入するのですが、以前と比べたら本の購入頻度はかなり減りました。やはり購入するのは結構お金がかかります。以前は、本は身銭を切って買う派だったのですが、現在は、最初に図書館で試行錯…

『謝罪の研究――釈明の心理とはたらき――』

謝罪の研究―釈明の心理とはたらき (人文社会科学ライブラリー) 作者: 大渕憲一 出版社/メーカー: 東北大学出版会 発売日: 2010/04 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 釈明の4種類 誰しもが一度は謝罪したことがあると思います。謝罪は釈明の1つ…

『性欲の科学』

面白い本を読みました。 性欲の科学 なぜ男は「素人」に興奮し女は「男同士」に萌えるのか 作者: オギ・オーガス,サイ・ガダム 出版社/メーカー: CCCメディアハウス 発売日: 2012/09/01 メディア: Kindle版 クリック: 9回 この商品を含むブログ (1件) を見る…

パラグラフ・ライティング

改めてパラグラフ・ライティングの書き方の本を読み返している。僕は、文章の書き方の本が好きで、手当たり次第に読んできた。パラグラフ・ライティングは文章を書くことにおける技術の1つで、論理的な文章を書くうえで非常に参考になる。最初に『理科系の作…

ジョーイ・グラセファ

約1年前、僕がLGBTに関する情報収集を始めた頃、ジョーイ・グラセファ(joey graceffa)という人を知りました。彼はさまざまなことをしているようで、youtuberとしても人気です。重要なことに、彼は2015年にゲイであることをカミングアウトしています*1。 彼…

影響力における6つの武器

今回は、心理学研究に裏づけられていながら、ビジネス書としても人気の『影響力の武器』を取り上げます。この本については、たくさんの方が言及しておられていて、web上に良質な要約の記事があるので、今更長々と語る必要もないでしょう。 影響力における6つ…

茶道と独服

最近、茶道を再開したため、独服を習慣にしています。独服(どくふく)とは、「茶を、ひとりでたてて自ら飲むこと」です(デジタル大辞泉より)。すなわち、誰かのためにお茶を点てるのではなく、自分のためにお茶を点てるのです。そのため、僕の場合は、作…

『恋ごころの科学』

恋愛に関する社会心理学の本 恋ごころの科学 (セレクション社会心理学 (12)) 作者: 松井豊 出版社/メーカー: サイエンス社 発売日: 1993/08/01 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (4件) を見る 本書は、社会心理学に基づいた恋…

ノスタルジアの機能

僕は、ノスタルジアという感情に注目しています。なぜか分かりませんが、僕はノスタルジアによく惹かれるからです。そこで、今回はノスタルジアの機能についてちょっと紹介します。なお、ノスタルジアは、郷愁のような感じです。 ノスタルジアの機能 海外の…

カミングアウトに関する手紙のやり取り『カミングアウト・レターズ』

カミングアウト・レターズ 作者: 砂川秀樹,RYOJI 出版社/メーカー: 太郎次郎社エディタス 発売日: 2007/12/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 7人 クリック: 86回 この商品を含むブログ (10件) を見る この本のね、企画が素晴らしいと思います。過…

キャリア・アンカー:一人ひとりの根底にある大切にしたいテーマ

出典 金井 篤子 (2007). キャリア発達 山口 裕幸・金井 篤子 (編) よくわかる産業・組織心理学 (pp.76-96) ミネルヴァ書房 内容の解釈 キャリア発達の中でも、今回は”キャリア・アンカー”を取り上げます(p.85)。 キャリア・アンカーはシャインによって提唱…

人間関係でやる気があがる?

出典 岡田 涼 (2010). 人との関わりとやる気 伊藤 崇達 (編) 改訂版 やる気を育む心理学 (pp.102-129) 北樹出版 内容の解釈 自律的なやる気を育むために、他者との関係性が大切であると主張されています。 自律的なやる気における他者との関係性には、主に2…

聴くことの大切さ『新版 人づきあいの技術――ソーシャルスキルの心理学』

はじめに 人づきあいの技術―ソーシャルスキルの心理学 (セレクション社会心理学) 作者: 相川充 出版社/メーカー: サイエンス社 発売日: 2009/10/01 メディア: 単行本 クリック: 30回 この商品を含むブログを見る みなさんは自分のソーシャルスキルに自信はあ…

最近考えていること(1)

基礎知識を身につける 最近、基礎知識の重要性を考えている。読書をたくさんするのもよいが、単純な読書だけではなく、知識を身につけるための勉強をしっかりしたほうがよいのではないか、ということだ。 読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読…

加藤さんの英語勉強法『こんなふうに英語をやったら?』

鎌倉で買った本 こんなふうに英語をやったら? (中公文庫) 作者: 加藤恭子 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 1980/12/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る かつて英語のできない生徒だった著者が、いかにして外国語をマスターしたかを体験的…

全体の中の位置づけを意識する『読んでいない本について堂々と語る方法』

よく見かける本 読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫) 作者: ピエールバイヤール,Pierre Bayard,大浦康介 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/10/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (13件) を見る 教養とは、書物を<共有図書…

腐女子と同性愛『腐女子の心理学』

はじめに 腐女子の心理学 彼女たちはなぜBL(男性同性愛)を好むのか? 作者: 山岡重行 出版社/メーカー: 福村出版 発売日: 2016/06/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る この頃、BLが大衆化していっているように感じる。本屋にいけばBLのコ…

仕事を人に任せる

諸事情によりもし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (新潮文庫)を読まなければならなくなった。本書に書かれていることを、私はいま取り組んでいる組織活動と対比して考えた。その結果、痛感したことは仕事を他人に任せる…

勉強するとキモくなる『勉強の哲学』

勉強の哲学 来たるべきバカのために 作者: 千葉雅也 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/04/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (18件) を見る 勉強によってノリが悪くなる、キモくなる、小賢しくなる。勉強する以上、それは避…

倫理学がたずねるもの『倫理学入門』

倫理学入門 (放送大学教材) 作者: 宇都宮芳明 出版社/メーカー: 放送大学教育振興会 発売日: 1997/03 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 倫理学に漠然と興味がある。何が善くて何が悪いのか。子供の頃には、大人はそんなことをすべて知っていて、…