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電子的ヒトリゴト

心理学部の大学生ブログ

親知らずの抜歯は痛くなかった

大学生の日記

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最近、歯並びを治すために歯の治療をおこなった。見た目は変わらないということだったので、矯正ではない保険適用内のものを選択した。具体的には、歯を削って、少しだけ無理やり動かして、その上に偽の歯をかぶせるという作業をしてもらった。

 

その治療は完了したのであるが、親知らずを抜かないと少し歯並びが悪くなると言われた。私は親知らずを抜くことにした。

 

親知らずを抜くというと、非常に痛いイメージがある。実際、身内に話したときはそのような反応をされた。

 

痛いの嫌だなと思いながら、私は恐る恐る歯医者へと向かった。いつものように診察券を渡し、緊張の面持ちで名前が呼ばれるのを待った。

 

ああ。歯を抜いた後に放心状態になるに違いないと心の中で思っていた。そのように考えていると、脇がびしゃびしゃになった。そして私が脇汗の具合を調べていたときに、高橋さんと名前を呼ばれた。

 

いつものように席に誘導され、座り、口をゆすぐ。そして先生が現れる。調子はどうですか、と笑顔で話しかけてきた。それに対して私の表情は固く、引きつった笑顔で返答をした。

 

次に、ちょっとチクっとしますよと言いながら先生は麻酔を打った。私は麻酔のときの痛みでさえ恐ろしいと思う。麻酔の針の物質的な痛みは耐えられるのだが、体の力が抜けるような心理的な恐ろしさがある。

 

麻酔が効き始めるまで少し待ったあと、ピピピというタイマーの音が鳴った。先生はタイマーを消して近づいてきた。そのとき右手にはペンチのようなものを持っていた・・・・・・。

 

先生はペンチのようなものを親知らず付近に当て、歯茎を押してきた。痛む?と聞いてきたが、そのとき痛みはまったくなかったので首を振った。

 

次の瞬間、いきなりグギギギという音が歯の奥から脳内へ鳴り響いた。やばい。頭が持ち上げられる、と思ったときに親知らずが抜けたような感触があった。

 

抜けましたよと先生は言った。それは一瞬の出来事だった。痛みはまったくなかったが、力が凄かった。頭が持っていかれそうになったのだ。

 

そして、血があふれてくるためガーゼを噛み、意外にも綺麗な抜けた親知らずを見ながら、科学の進歩って凄いと思った。