電子的ヒトリゴト

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<読書>なぜその外国語を学ぶのか/『外国語上達法』

外国語を学ぶときの普遍性 

外国語上達法 (岩波新書 黄版 329)

外国語上達法 (岩波新書 黄版 329)

 

  読書感想を書く目的はなんだろう。そんなことを考えずにとりあえず書いてみる。とても拙い文章ではあるが、頑張る。

 本書は初版が1986年である。その時代には今ほど学習教材が充実していなかったと思うし、情報収集も大変だったのではないか。その中で著者が体験から得た外国語習得のコツを一貫して述べている。それは少しも古びていなかった。

 

あなたが外国語を学ぶ目的は何か 

 外国語を習うとき、なんでこの外国語を習うのか、という意識が明白であることが絶対に必要である。(p.20)

  英語に関してさまざまなことが言われている。私はこれが一番大切なのではないかと思う。数百、数千時間かけて学んだのちに何もなければモチベーションがあがらないのも想像に難くない。そうであればむろん、馬を水辺に連れて行けても水を飲ませることはできないという言葉があるように、目的のない人に強引に学ばせようなど不合理である。

 必要性に駆られる人は強い。いまいちどあなたが外国語を学ぶ目的を考えてみるのもよい。

 

どの程度できれば目的が果たせるか

習得したいと思う外国語が決まったら、その外国語をどの程度習得するつもりかの見通しをつけなくてはならない。(p.31)

 「本を読んで内容が理解できればいい言語を書いたり話したりできるようにするのは、もったいないむだな努力なのである」と続く。つまり外国語を学ぶ目的を決めたら次は量的な目標を作る。

 これは私にとって盲点であった。英語学習というと上には上がいて、どこまでも上達していったほうが良いと考えがちになる。出回っている情報たちは実際にそう煽って来る。際限がない努力もまた不合理である。

 

気楽にしよう

 とくに英語は学ぶべき科目として学校に存在するせいか、画一化する節がある。もっと気楽にやってよい(そうはいっても試験のためにしなくてはならないが)。軽い気持ちで実際にやってみると世界が広がる感覚を経験をするかもしれない。次第に楽しくなることもある。もちろんその逆もある。読書もそうだけれど、音楽を聴くようにすればいいのではないか。音楽は一つひとつ全部つまびらかに聴くわけではないだろう。サビだけ聴く、つまりいいところだけつまんでみることが多い。それと一緒だ。たぶん。おそらく。うん。

いくら覚えてもきりがない単語の学習には、目安が必要である。使いもしない語を無理して覚えるのは、ナンセンスとしかいいようがない。 (p.54)

 それを考えるとぐっと楽になる。私も今度からそうしよう。

 

はじめての読書感想

 初めて読書感想を書いた。これを書評といっていいものなのか私は困惑している。全く恣意的な部分を取り上げて全体的な評価をしていないし、どちらかというとメモに近い感じなのだろうか。経験を積んでこれからより自分の言葉で語れるようになりたい。

 記事の体裁については、勝手に私淑している人たちを参考にした。嫌な思いを感じるようなら申し訳ない。私としてはこれが一番見やすい。

 さて、外国語習得は外発的かつ実利的に動機づけられることが合理的であるとされるけれど(もちろん外国語の学びそれ自体が内発的動機づけとして成立する)、読書感想の場合はどうだろうか。回数を重ねるうちに目的が明確になるかな。