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電子的ヒトリゴト

心理学部の大学生ブログ

<読書>頭の中で文章の構造を把握する/『「分かりやすい話し方」の技術』

読書など

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日本語の4技能を向上させるテキストをそろえたい

「分かりやすい話し方」の技術―言いたいことを相手に確実に伝える15の方法 (ブルーバックス)

「分かりやすい話し方」の技術―言いたいことを相手に確実に伝える15の方法 (ブルーバックス)

 

  本書は、話し方の技術についてまとめてある本です。基本が明確にまとめられていてタイトルのとおり”分かりやすい話し方の技術”だと思います。

 私は、日本語の4技能(読む、書く、話す、聞く)が鍛えられるテキストをそろえて紹介したいと考えています。そのようなものがあれば便利ですので。読む、書くについてはだいたい検討はついたので、あとは話す、聞くです。本書はそのうちの候補の1つというわけです。

 

文章同士の構造を把握する

 矢印メモとは、ひと言で言えば、話し言葉に登場するキーワードを矢印で結んだものです。作り方は極めて簡単です。

❶ 主語と述語、修飾語と被修飾語の関係は『⇒』で表す。

❷ 文と文の間の因果関係は『→』で表す。

❸ キーワードが相反する概念や対比される関係にあるときは『⇔』で表す。

❹ 文と文が相反する概念や対比される関係にあるときは『↔』で表す。

 ルールはたったこれだけです。こんなに簡単なものですが、これだけで文章の構造は、ほぼ図に書き表すことが出来ます。(pp.19-20)

 引用文が長くなってしまいましたが、言いたいことは、文の構造を意識するということです。矢印メモとは、そのために著者が開発したツールなのです。ですから、無理に使う必要はありません。

 私は、『論理トレーニング101題』を読んでから、接続語に注目して文章のだいたいの構造――帰結や逆説など――を意識しています。それだけで、ぐっと分かりやすくするために努力することが可能になります。どこがおかしいか分からない状態だと努力の仕様がありませんからね。

 つまり、話すときにも文の構造を意識することが話す技術の向上に繋がるということです。

 

話す技術は身につけられる

 と信じています。私自身がまったく話し上手とはいえない状態にあるので、これから証明していくことになりますが、ほかの技能と同様に努力で向上可能なスキルだと考えています。

 元来、私は話下手です。しかし、その原因は、話す技術の欠乏に起因する部分があると感じました。たとえば、敬語など場面に適した言い回しを知らなければ自信持って話すことができません。話下手に拍車をかけるように、「これであっているのかな」と怯えながら話さなければなりません。自信を持って話すには、日々の話す技術の練習の積み重ねが不可欠なのです。