電子的ヒトリゴト

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<読書>主体性をもって選択する/『君の膵臓をたべたい』

 

君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい

 

 

 紹介していただいた本を読みました。読書メーターで確認したら、すごい登録数です。私は流行の本に疎いですね。普段わたしは小説をあまり読みませんので、読み方が間違っているかもしれません。それでも一応読後感を書いてみます。

 

 まず本を手にしたときの感想は、表紙がきれいであることとタイトルが怖いということを思いました。そして読書後には、そのタイトルは優しさをはらんだ含蓄ある言葉に見えました。

 

 本文において、著者の言いたいことはいくつかあったと思います。たとえば、桜良さんが語った生きるとはどういうことかとか、余命がわずかな人も平等に死する可能性を含む事故に巻き込まれることとかですね。その中で気になったのが、一連の出来事は主体性をもって選択した結果であるというところです。

 

 それと関連していいますと、私はTEDでこの動画が好きです。

 

 

 動画の概要は、難しい選択をするときに理由は外部に求めるのではなく自らが作り出すことが大切であるということです。つまり主体的な選択によってなりたい自分を規定し変えていくことできると言っていて、それが前述した気になった部分と通ずるところがあるのではないかと考えたわけです。

 

 主体的な選択は自分を変えられると言いましたが、考えてみると、完全に受動的な選択なんてものはないのです。他人に何かを言われたとしても、それに”従う”か”従わないか”を決定しなければいけませんからね。本人は気づいていないかもしれませんが(気づきたくないのかもしれない)、そこには少なからず主体性があります。つまり、現実は自らの選択による結果なのです。

 

 その2つ、すなわち、主体的な選択によって自分は変えられるということと主体的な選択という意識がなかったとしても現実は自らの選択による結果であるということが、著者の伝えたいことの一部分としてあったのではないかなと思いました。

 

 

 上記の記事で以前に私もそんなようなこと書いてましたね。もしかしたら著者の言いたいことを捉えられず、私という枠組みの中で解釈しているため、既有知識の再確認で終わってしまったという可能性はあります・・・・・・。

 小説を読むときに、物語や登場人物の発言を通して表現される著者の言いたいことを捉えるように心がけているのですが、冒頭でも言ったようにこの読み方が合っているのかは初心者なのでわかりません。

 また、読書の楽しみとして、他人の解釈を読むというのがありますね。私は本文を読むのと同じくらいそれが好きです。