電子的ヒトリゴト

ゲイのブログ。主に読書、心理学、SOGI、日記など

<読書>回復のための場所を持つ/『自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義』

頂いた本

自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

  • 作者: ブライアン・R・リトル,児島修
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2016/06/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

  人からプレゼントとして頂いた。ありがたかった。

 本書は、パーソナリティと幸福について述べられている本であった。内容はさまざまなことが書いてあり、言いたいことが明確につかめなかった。しかし、性格は遺伝的動機や社会的動機に縛られる一方、個人的動機という人々の意志によっても多少変わりうるものであることが大きなテーマとしてあるように思った。そしてそれらに起因する性格を総合的に内省するための本として私は読んだ。

 以下で私が気になったものを1つ取り上げる。

 

回復のための場所

 本来のとは異なる性格を演じることは、自分の可能性を広げてくれる意義のあることだとしている。著者自身、内向的な性格であるが、教師として教鞭をとっているときは外向的に振る舞っているという。

 しかし、長期間にわたって性格を偽ると心身に負荷がかかりすぎるため、回復のための場所をもつことが有用であると述べている。

 こうしたデメリットを減らすために役立つのが、「回復のための場所」を見つけることです。これは、普段と違う行動がもたらすストレスから逃れ、「本来の自分」としてありのままに過ごせる休息所のようなものです。(p.101)

  上記の引用の「こうしたデメリット」とは、健康への悪影響や演じる場面において本来の自分が漏れてしまうことである。そのため、著者は、外向的な状況が続かないように、教師としての昼休みは1人でクールダウンしていると述べている。

 

私の場合

 私は自分のことを内向的であると考えている。しかし私は、人と関わるとき積極的に働きかけている。まさにやや外向的に振る舞っているのである。そのあと、1人になると、クールダウンの時間をいつも必要とする。そのたびに私は、「1人になったらすぐに切り替えて目の前の課題に従事できるようになりたい」と思っていたのであるが、著者のエピソードを読んで少し納得した。

 また、私にとっての回復のための場所は、ブログや2次元である。これら回復のための場所があるからこそ、本来の性格と現実世界が要求する性格または自分の目標を達成するための性格とのズレに関して精神的なバランスが取れているのだと感じる。