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電子的ヒトリゴト

心理学部の大学生ブログ

<読書>要点を明確にし論理的な構成を意識する/『出口汪の論理的に話す技術』

読書など

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本記事の要約

 『出口 汪の論理的に話す技術』を読んだ。この本は、前回の記事で述べた先生にご紹介していただいたものの1つである。本書は、対話形式で論理的な話し方について書かれたものであった。その中で私が気になったのは、相手に理解されようと思ったら、話の要点を明確にして、論理的な構成をきちんと組み立てて話すという部分だ。それを私はできておらず、今日も支離滅裂な言動をしてしまった。そこで、言いたいことを完全に理解するまで話し始めないことと他者意識を前提に要点の明確化と論理的な構成を意識して話すことの2つを実行する。

 

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ご紹介いただいた本

出口 汪の論理的に話す技術 (ソフトバンク文庫)

出口 汪の論理的に話す技術 (ソフトバンク文庫)

 

  先日の記事において、学校の先生に論理的な話し方を学べる本をご紹介いただいたことを述べた。本書もその内の1つである。タイトルを見る限り、私が求めていた本そのままである。このような本があったなんて知らなかった。

 本書は、対話形式で論理的な話し方について書かれたものであった。私が読んだ所感だと、目新しいことはなく基本的なことが多かった。しかし、その基本的なことが意識しなくともできるようになれば、論理的に話すという観点においては十分であるかもしれない。

 また、出口さんの本に関して私は、以前に『マンガでやさしくわかる論理思考』を読んだことがある。上述の本と内容は似たような感じで、どちらともに他者意識を強く主張しているように感じた。

 以下において、私が気になったものを1つ取り上げる。

 

相手に理解されるために

 著者は、頭に浮かんだことをそのまま口にすると、話は脈絡がなくなって、相手は混乱してしまうと述べている。

人間の意識の流れというのは、脈絡がないことが多いものなんだ。だから、話をするときには、自分が何を言いたいのかを明確にして、論理を意識しなくてはならない。頭に浮かんだことをそのまま口にすると、話は脈絡がなくなって、相手は混乱してしまう。(p.87)

  相手に理解されようと思ったら、話の要点を明確にして(言葉数を減らして)、論理的な構成をきちんと組み立てて話すことが大切であるという(その論理的な構成については、本書に書いてある)。

 また、その際に他者意識を持つことが前提として存在する。他者意識とは、人間は分かり合えないという意識、すなわち自分のことは誰も知らないという意識である。つまり、相手の立場で考えようということだ。

 

支離滅裂な言動

 大学において、ディスカッションの際に、私は支離滅裂な言動をしてしまうことがよくある。常日頃からそう感じていたからこそ、論理的に話す技術を学びたいと思っていたのではあるが。

 今日も1つ「失敗したなあ」と思うことをやってしまった。ディスカッションのとき私は、「なんか良いことを思いついたぞ!」とぼんやりしたひらめきが頭の中で生まれたのを良いことに、それを逐次話し始めてしまったのである。そして話し続けてみると、「なんだ。自分でも結局よくわかっていなかった」という結末が待っていた。とんだ時間の無駄である(!)。このあと、こんなことはもうするまいと私はふわふわと思考を巡らせた。

 そこで、この経験と本記事の知識を糧に、支離滅裂な言動を避けるために次回から以下の2つのことを実行しようと思う。1つ目は、自分が言いたいことを完全に理解するまで話し始めないことである。良いことを思いついたとしても、それを1回紙に書いてみる。もしくは、書きながら考え、言いたいことをまとめる。そのあとに話し始める。2つ目は、他者意識を前提に要点の明確化と論理的な構成を意識して話すことである。既にある言いたいことを、筋道を意識して話すことによって相手の理解を促す。理解してもらって初めて意味のある会話になるのだ。

 最終的には紙がなくとも論理的に話せるようになりたいが、現時点ではトレーニングとしてこれら2つを意識しよう。