電子的ヒトリゴト

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<読書>根拠を安定させるために経験的事実を示す/『議論のレッスン』

本記事の要約

  『議論のレッスン』を読んだ。この本は、前回の記事において紹介した『論理表現のレッスン』を読んだときに、ついでに注文したものである。本書は、議論について具体例を示しながら説明するものであった。その中で私が気になったのは、主張に対して経験的事実を提示するという部分だ。そうすることで、議論が「なぜそう言えるのか」で永遠に続くことはなくなる。ところで、本書は私にとって濃厚だった。内容の整理が追いついていないのである。そのため、いずれ読み直すことにしたい。

 

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ついでに注文

議論のレッスン (生活人新書)

議論のレッスン (生活人新書)

 

  前回の記事で『論理表現のレッスン』について書いた。そのとき、同じ著者でより読まれていると思われる本を注文した。それが本書である。

 本書は、議論について具体例を示しながら説明するものであった。私は、本書の中で初めてトゥールミン・モデル(議論のモデル)を知った。

 以下において、私が気になった部分を取り上げる。

 

経験的事実に基づく主張

 議論は、「なぜそう言えるのか」と問い続ければ、永遠と続く。そこで、著者は、経験的事実に基づく主張をすることを提案している。

あるレベルで議論に決着をつけるために、根拠としてある程度の裏づけが提示できるものを用意し、それに基づく主張をすることを提案します。この「ある程度裏づけのある根拠」を、ここでは「経験的事実(データ)」と呼ぶことにします。

 経験的事実(データ)とは、「誰にでも確認できる対象、または事実」のことです。(p.105)

 つまり、主張が客観的な根拠に基づいていることによって、説得力の増加や議論の進展が生じるのだと私は思う。

 

濃厚

 本書は、私にとって濃厚だった。書かれている内容は難しくないのだが、内容の整理が追いつかないのだ。論拠が違った場合にどうすればよいのか、この場合これは根拠にあたるものなのか、などが分からなくて胸にもやもやが残る。

 疑問を解消するために、ほかの議論に関する本を少しずつ読んで勉強することにする。そして本書に関しても再度読み返したい。