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電子的ヒトリゴト

心理学部の大学生ブログ

メンタルモデル?

大学生の日記 心理学の日記

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 私はポッキーを食べようと思い、袋を開けた。ポッキーといえば、片側にはチョコレートがついていない。つまり、そこが持ち手になっているのである。そして袋を開けるときは、取り出しやすいように持ち手側の方を開けるのが普通である。しかし、私はミスを犯した。袋の写真を妄信してしまったがゆえに、持ち手側ではないほうを先に開けてしまったのだ。その後、失敗に気づき、きちんと持ち手のほうを開けた(左の写真)。

 

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 よくよく袋を観察してみると、表面の持ち手側に丁寧に「OPEN」と書いてあるし、裏面にも開け方が書いてある(右の写真)。製作者の気遣いを上手に受け取れずに私は原初的な失敗をしてしまったのである。何かにつけて説明書を熟読する紳士淑女の諸君からすれば、起こりようのない失敗であろう。このような些末な出来事に、気品の違いがあらわれるのである。まさに汗顔の至りと言わざるをえない。

 

 しかし、ここは心を鬼にして私の行為が至極まっとうなものだとしよう。だとすれば、その行為の必然性に何が隠されているのか。それは、「メンタルモデル」である。認知心理学の教科書*1によると、メンタルモデルとは、「こんな風に働きかけるとこんな風に動くという知識」のことらしい。それを今回の件に適応すると、中身も写真と同じように配置されているというメンタルモデルが働いたことになる。

 

  実際、同じような経験をした人はいるのであろうか。今回は単に私の注意不足に起因されたものであるのだろうか。どちらにしても、次からポッキーにおいて袋は持ち手側から開けることができるであろう。

*1:仲真紀子編著 (2010). 認知心理学――心のメカニズムを解き明かす―― ミネルヴァ書房 p.177