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電子的ヒトリゴト

心理学部の大学生ブログ

抜き書きを始めました

大学生の日記

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 遅ばせながら、抜き書きを始めました。抜き書きとは、必要な箇所を抜き出して書くことである(広辞苑より)。つまるところ、日々出会う文章の中で気に入った部分を書き写して保存するのだ。それを、最近意識的にするようにした。保存先は、GoogleKeepというアプリである。たまに面倒になるときはあるが、「これは」と思った文章を、書いた人の名前と書いてある場所、日付とともに書き写している(打ち写している)。

 

 始めた理由は、私自身の表現の幅を広げたいからである。私は文章を書くのが好きだ。しかし、心の機微を表出するにはあまりにも表現に乏しい。それをブログを始めるようになってから、ふつふつと痛感する。そして私は紋切型の表現を使うことが少し好きではない。たとえば、「〇〇が叫ばれている」など(あくまでもこれは私の頭の中にある基準です)。軽く嘲笑なさる方もおられると思うが、私にとって切実な悩みなのである。そこで、自分が好きだと思える表現を使えるようにするために、抜き書きを始めた。

 

 また、抜き書きをする文章は、私自身が「はっ」とさせられたものである。そのような感情を抱く文章は、私の中に新たな観点を生み出す。その意味で実用的だと思うし、それをコレクションとして眺めているだけでも心地良い音楽を聴いてるかのように、心が充足感で満たされる。それらを実現させるために、抜き書きを継続していきたいと思う。

 

 最後に、私が最近抜き出した――と言っても、最近始めたばかりだからいくつもないのだが――文章を載せて終わりにしよう。

わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ。

――ヴィクトール・エミール・フランクル、『夜と霧』

 少数であることを気どらない。多数であると思って調子にのらない。考えるべき重要なことは、多さや少なさじゃない。

――糸井重里、ほぼ日手帳

 

夜と霧 新版

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