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電子的ヒトリゴト

心理学部の大学生ブログ

旅をしてみようかなと思った

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 先日友達と話していて、旅というキーワードが出た。旅といえば、私は全くしない方である。家族旅行はたまに行くが、1人で自発的に旅をすることはない。なぜなら、旅は、時間とお金の無駄になるし、さらに身体的にも精神的にも疲れると私は思っているからである。つまり、旅は、経済的・精神的・身体的に面倒くさいのだ。そして別に旅はしなくても困るものではない。

 

 しかし、私の頭の中で、どこかで目にした「人間は、人と本と旅からしか学べない」という言葉が引っ掛かっていた。正直言って、旅から学べることについて直感的には分からない。だが、仮にこの言説が本当だとしたら、私は学べる機会を逃していることになる。そこで、旅から何が学べるのかについて考えることにした。なお、ここでは、1人旅を想定している。

 

 旅から学べそうだと思ったことは大きく分けて3つある。1つ目は、旅という非日常的な行為の中で、内省的になれることである。例えていうなら、お坊さんが修行のために歩くのに近い。旅として、内観をするための時間・空間を意識的に作ることによって、自らの考えと対峙するのである。日常と違って、雑務から解放されているため、より質の高い時間を過ごせる。

 

 2つ目は、旅の中で自らの行動力・自律性が涵養されることである。私の想定している1人旅は、計画として大まかなアウトラインしか考えていないものだ。だから、そのときの気分によって、行先を変えてもいいし、何をするかも決めて良い。完全なる自由なのである。逆にいうと、その自由の中で、自らの選択に対して能動的にならなければならない。そのため、何かを決定するという経験が自分の中に確実に何回も蓄積されていく。そして、その1つひとつの選択が自らの行動力・自律性における経験値になる。それを積み重ねていくことによって、それらのレベルアップに繋がる。

 

 3つ目は、関心の範囲が広がることである。簡単にいえば、小さい視点から大きな視点になるということだ。実際に訪れたことのある場所の情報について、いままでより関心を持って接することができるようになるし、自分が存在するコミュニティが拡大した感じを覚えると思う。

 

 日常は、決まり切った行為の連続だ。そこに自分と向き合う非日常的時間を意識的に作り出すために知らない土地へと足を運び、決まり切っていない自由を味わう。つまり旅によって新しい風を日常に送り込み、気持ちを循環させるのである。換気のように。