電子的ヒトリゴト

心理学が好きなゲイのブログ。主に読書、考察、心理学、SOGIなど

最近考えていること(1)

 基礎知識を身につける

 最近、基礎知識の重要性を考えている。読書をたくさんするのもよいが、単純な読書だけではなく、知識を身につけるための勉強をしっかりしたほうがよいのではないか、ということだ。

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

 

 この本は、読書術に関する本の中でも良書だと思う。体裁はよくあるビジネス書だが、内容は非常に役立つ。 この本でも、基礎知識の重要性が述べられている。読書と勉強のバランスをどうしたらよいのか。また、読書と勉強の違いとは何か。

 

”勉強した”とは何か

 この記事でも述べたが、”読んだ”は、かなり曖昧だ。その”読んだ”は何を意味するのか? 書いてある内容を述べること? その本から知識を得ること? 人間は、読んだ瞬間から忘却のプロセスが始まる。丁寧に本を読んだとしても、最終的にはどんなことが書いてあったっけ?というレベルまで下がってしまう。それなら、最初から流し読みしたのと変わらないではないか。

 それと同じように、”勉強した”とは何を意味するのか。その知識をすらすらと言えること? テストで良い点が取れること? 結局は勉強で得た知識も忘却のプロセスの中にある。いつかは曖昧な知識になってしまうのである。そうなると、勉強は、どこかで完了するものではなく、継続しなければならないものであるといえる。 

 

よい学習法とはどんなものか

 そこから、よい学習法とどんなものか、について考えている。 

  この記事で、時系列ノートと称して、1冊のノートに時系列でさまざまなことを書き込むことをしていると述べた。これは、まさに上記の『読書の技法』で佐藤優さんが行っていることである。実際、してみた結果は、中々よい。復習という観点において、非常に優れている。いちいち別個のノートを取り出さなくとも、1冊で勉強したことを一気に復習できる。また、『学ぶ意欲の心理学』では、勉強内容を作品化するとモチベーションの維持に繋がると言っている。時系列ノートに勉強したことを書くことは、ある意味、勉強内容の作品化に繋がっていると感じる。まさに、ブログに何かを書くときのような感覚だ。だから、読み返したくなる。そして、それが復習に繋がる。この時系列ノートの良いところは、勉強したあらゆることを1冊のノートにまとめているおかげで、それを復習すれば、今まで勉強したことを漏れなく復習できるということだ。これは、上記の勉強の完了化ではなく、継続化に繋がっていると思う。

学ぶ意欲の心理学 (PHP新書)

学ぶ意欲の心理学 (PHP新書)

 

  心理学では、学習法のポイントとして、分散学習テスト効果の2つを特に挙げている。分散学習は、テスト前などに集中して勉強するのではなく、コツコツとするとよいことを意味している。テスト効果は、テキストを再読するのではなく、テストを受けるとよいことを意味している。すなわち、インプットではなくアウトプットをしろということだ。上記の2つのポイントにより、記憶の定着が促進される。時系列ノートでは、定期的な復習により分散効果はクリアしていると考えられる。しかし、勉強した内容を読んで復習するだけで、アウトプットによるテスト効果は期待できない。そうなると、どうしたらよいのか。考えられることの1つとして、やった問題用紙を時系列ノートに貼ることが考えられる。 

[高等教育シリーズ] 大学で勉強する方法

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 学習法はどうしたらよいのか。勉強の継続化における、よい学習法を模索している。なんだか、インターネットや本などで学習法についてみてみると、勉強の完了化における、よい学習法が提言されているように思える。 つまり、テストを意識した学習法である。この勉強法では、テストを受けるときに知識がピークになっている。それ以降は、下がるほかない。それじゃあ、本来の勉強の目的を見失ってないか? テストのための勉強になっている。ちなみに、上記の本『大学で勉強する方法』は薄いが中々よい。

 私は、教育心理学にも興味があるようだ。動機づけといい、学習法といい、かなり興味がある。ここらへんも今後調べていきたい。