電子的ヒトリゴト

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キャリア・アンカー:一人ひとりの根底にある大切にしたいテーマ

出典

金井 篤子 (2007). キャリア発達 山口 裕幸・金井 篤子 (編) よくわかる産業・組織心理学 (pp.76-96) ミネルヴァ書房

 

内容の解釈

 キャリア発達の中でも、今回は”キャリア・アンカー”を取り上げます(p.85)。

 キャリア・アンカーはシャインによって提唱されました。

 その意味は、「一人ひとりにとって、選択を迫られた時に、どうしてもあきらめられないことがら」に関するテーマです。つまり、キャリアにおいてこれだけは譲れない! ってものですね。

 キャリア・アンカーには、以下の8つがあるといいます。

 

 1.専門・機能別コンピタンス・・・ある領域で才能を発揮し、専門家でありたい

 2.全般管理コンピタンス・・・責任ある地位につき、自分の努力によって組織の成果を左右したい

 3.自律・独立・・・自分のやり方、自分のペースを優先したい

 4.保障・安定・・・将来に関して安心した気持ちで、ゆったり仕事をしたい

 5.起業家的創造性・・・新しい事業を起こしたい

 6.奉仕・社会的貢献・・・何らかの形で世の中を良くしたい

 7.純粋な挑戦・・・解決不能と思われていた問題を解決したい、手ごわい相手に勝ちたい

 8.生活様式・・・個人、家族、キャリアのニーズをうまく統合させたい

 

 キャリア・アンカーは、働き始めて10年ほどたって明確になるようです。

 

感想

 キャリア・アンカーは、wikipediaにも載っていました。

 キャリア・アンカー - Wikipedia

 キャリア・アンカーに自分の気持ちを照らし合わせて、将来のことを考えるのはかなり役に立ちそうです。

 上記にも書いたように、キャリア・アンカーは働き始めて10年ほどたって明確になるようなので(根拠はわからない)、常に迷ったときはここに立ち返るのも大切かなあと思います。

 ただし、この類型が絶対ではないので、妄信しすぎず、参考程度に留めておくとよいと思います。

 現時点での私のキャリア・アンカーは、1.専門・機能別コンピタンス、3.自律・独立、6.奉仕・社会的貢献のどれかかなあと思っております。

 キャリア・アンカーは複数にまたがるのか、それとも1つに決まるのか、よくわかりませんが、働き始めてから明確になるということなので、今の考えがどのように変化するかが少し楽しみです。

 

よくわかる産業・組織心理学 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)

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