電子的独り言

ゲイのブログ。主に読書、心理学、セクシュアリティ、雑記など

結婚について思うこと

 本ブログでゲイについて扱う前に、結婚について適当に考えていたことがある。今回はそれを軽く話したい。この考えはどこかで話したことがある記憶があるんだけど、それがブログではないことを願いたい。どこで話したんだっけなあ。以下で述べる話を要約すると、恋愛から結婚に移行する際、その関係性も変化するから、関係性を変化させるための儀礼として結婚は大切なんじゃないかなということです。

 

 *

 

 同性婚を推進するとき、制度的な側面の重要性を訴えることがある。たしかに重要である。それと同時に、僕は結婚による気持ちの変化について重要視したい。僕はまだ結婚したことがないし、さらにはまともに恋愛もしたことがないから、恋愛および結婚における気持ちの変化についてはまったくの想像であることを断っておきたい。

 現代においては恋愛結婚がスタンダードだと思う。つまり、結婚する前に、1回恋に落ちる。互いが恋に落ちている関係は、まさに恋愛感情に基づく関係である。恋愛感情に基づく関係は、根拠が乏しい。自分の恋愛感情だけに頼ることによって続いている関係である。そして、この恋愛感情は永久には続かない。だから、いずれ生じる恋愛感情の低下は、関係性の希薄へと繋がっていく。

 そこで第2ステージの結婚がある。結婚は、恋愛感情ではなく、互いのことを思い建設的に関係を構築していこうという意思に基づいている。その意思によって、一過的ではない関係性が築ける。その意識の変革は、お互いにとって必要であり、どちらか一方が思うだけでは意味がない。そのため、お互いが建設的に関係を構築していこうという意識の変革のきっかけとなる、儀礼としての結婚は大切だと思うのだ。

 この結婚というきっかけがないと、恋愛感情に基づいた関係性に捉われることになると思う。それでは、関係性が何となく脆いし、なんだか不安になる。そういう意味で、現在は同性婚がないから、ゲイたちは恋愛感情を越えた、家族的な信頼が芽生えるような長期的な関係を築けるのか? と懸念している。結婚は、お互いが長期的な関係性を築いていこうという意識の変革および確認のために大切なのだと僕は思う。