電子的独り言

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エゴレジ!『「エゴ・レジリエンスで」でメゲない自分をつくる本』

エゴ・レジリエンスとは

 エゴ・レジリエンスをご存知でしょうか。最近、レジリエンスという言葉は知名度があがっているような感じがします。それにエゴ(自我)がくっついた言葉です。エゴ・レジリエンスは、アメリカの心理学者ジャック・ブロックによって提唱され、「日々の小さな出来事やストレスに対して柔軟に自我(エゴ)を調整し、その状況にうまく対処し適応できる能力」と定義されています(小野寺、2015)。レジリエンスと比べて、エゴ・レジリエンスの特徴は、パーソナリティ特性であることと逆境にさらされるなどのリスクを想定していないことが挙げられています(畑・小野寺、2014)。少し驚いたことに、エゴ・レジリエンス研究のほうが、レジリエンス研究が活発になるよりも前にされていました。エゴ・レジリエンス、略してエゴレジ、いいですね。

 

「エゴ・レジリエンス」でメゲない自分をつくる本 ?ego-resilience?

「エゴ・レジリエンス」でメゲない自分をつくる本 ?ego-resilience?

 

  さて、この本ではエゴ・レジリエンスを高める方法がいくつか載っています。「なーんだ、ありきたりで既視感がある」とお思いになるかもしれません。かなり説明を省きますので、詳細については本書をお読みください。ただ、僕の意見としては詳細を読んでも、いろいろなところで言われているような方法で、既視感がありました。

 エゴレジを高める

①相手に対して思いやりの気持ちをもつ

②嫌なこともきれいさっぱり忘れる(クヨクヨしない)

③初めてのことでもまずはやってみる

④感じのいい人と言われる自分になる(相手に好印象を与える)

⑤何でも進んで食べてみる(食わず嫌いをしない)

⑥イキイキ輝く

⑦たまには違う道を通ってみる(視界が開けて違う自分を発見できる)

⑧何に対しても好奇心を持つ(億劫がらずにやってみる)

⑨素敵な人たちとの出会いを大切にする(笑顔がよい人になる)

⑩硬い頭を柔らかくする

⑪「もう年だから・・・」と言わない(いつでも新しいことにチャレンジする)

⑫毎日「〇〇が面白かった」と言える自分になる(面白いエピソードを探す)

⑬「たくましい」自分になる(今の幸せを感じる)

⑭ムシャクシャ・プンプンにさようなら

 どちらかというと、これらは小見出しなので、方法というより結果なのかもしれません。また、いくつか重複しそうな項目があるのも少し気になります。ともかく、エゴレジが高まって、 こんな自分になれたらいいですね(^0^) そして、日本においてエゴレジ研究はあまりないそうなので、まだまだこれからって感じがしますね。

 

<引用文献>

小野寺 敦子 (2015). 「エゴ・レジリエンス」でメゲない自分をつくる本 一藝社

畑 潮・小野寺 敦子 (2014). エゴ・レジリエンス研究の展望 目白大学心理学研究, 10, 71-92.

 

追記(2017.11.19)

 上記の内容について、より詳しい記事がありましたので、ご紹介いたします。エゴレジの測定やエゴレジを高める方法が載っています。

egoresilabo.com