電子的独り言

ゲイのブログ。主に読書、心理学、セクシュアリティ、雑記など

生身をさらすこと(ヴァルネラビリティ)を大切にしたいなあ

 

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 ブレネー・ブラウンの本を一気に読んだ。彼女の動画を見てから、彼女の考えにすっかり魅了されたのだ。特に、ヴァルネラビリティ(vulnerability)に魅了された。以前までヴァルネラビリティは脆弱性で悪い意味だと思っていたが、彼女の本によると、ヴァルネラビリティは、不確実性やリスク、生身をさらすことであるという。以下の記事は、ブレネー・ブラウンを知る前に書いたのだけど、まさにヴァルネラビリティなのかなと思った。

takahashi-blog.hatenablog.jp

 

 ヴァルネラビリティは、傷つく元でもあるが、人との繋がりの元でもある。僕の人生を振り返れば、人生が豊かに転換したポイントにはいつもヴァルネラビリティがあった。緊張して震えながらも人に話しかけたとき、カミングアウトしたとき、ゲイとして人と会ったとき、失敗するかもしれないけど何か新しいことを始めたとき。それらでは生身をさらしていたのだ。だから、これからヴァルネラビリティを大切にしていきたい。かといって、ヴァルネラビリティを引き受けるべきだということではない。生身をさらす際にも重要になることだが、「自分はよくやっている」と現在の自分を肯定することが根底としてある。完璧主義を捨てて、自分はそのときの自分なりの最善を尽くしていると思うこと。だから、ヴァルネラビリティを引き受けても受けなくても、どっちにしても良いというのがベースにあると思っている。

 ヴァルネラビリティは、不確実性に身をさらすことだと思うが、それはつまり、他人が自ら選ぶ選択に対する責任を引き受けるという自由を他人に与えることに他ならないと思う。自分の意志とは別に、他人にも意志がある。だから、人間関係は自分のコントロールを越えて、不確実性に満ちている。その不確実性を引き受けることは、他人の意志を尊重することにも繋がるのだと思う。