電子的独り言

ゲイのブログ。主に読書、心理学、SOGI、日記など

今を生きる

 

さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる

さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる

  • 作者: エックハルト・トール,Eckhart Tolle,あさりみちこ,飯田史彦
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2002/06/01
  • メディア: 単行本
  • 購入: 17人 クリック: 120回
  • この商品を含むブログ (21件) を見る
 

 

 邦訳のタイトルはちょっと怪しいが、原題は『The Power of Now』(今の力)で、今を生きることの重要さが語られています。スピリチュアルな内容も入っているんですけど、そんなに神秘的な感じがしなくて、むしろ現実的な形で今を生きることの大切さが実感できました。宗教とかスピリチュアルとかの教えは、「今を生きる」ということに集約されるんじゃないのかなあと思ったりします。まさにエッセンスって感じです。マインドフルネスとかの中核って感じもしますね。出自が似ているので、そりゃそうですけど、ACTとすごい似ています。

 僕は、最近は毎日15分ぐらい瞑想している。それに加え、本書を読んでから、すべての瞬間において、”今”を意識するようにチャレンジしてみたが、なかなか難しい。すぐ思考にまみれる。まあ、今に意識をとどめていられるようにトレーニングしてみます。また、今を生きることを意識して思ったことは、割と自然に感謝したくなること。今を意識して生きると、当たり前のありがたみに少し気づくようになった。まだまだ少しだけだけどね。たとえば、五感が感じられること、洋服や布団があること、食事がおいしく食べられること、など。この感覚が真の豊かさへの入り口なのかなあと思ったりする。

 本書はお守りになるので、結構オススメです。

では、コツをお教えしましょう。それは「時間は幻だとさとること」です。時間と思考とは、言わば「一心同体」。互いに離れることができません。頭から時間の概念をとりはらうと、思考活動は、ぴたりとやみます。つまり「思考とひとつになる」ことは、「時間のわなにはまる」ことなんです。そうすると、ほぼ自動的に「記憶」「期待」「不安」だけを糧にして人生を送るようになります。過去と未来に四六時中没頭し、「いま、この瞬間」というものを貴ばず、ありのままに受けいれもしません。過去をアイデンティティのよりどころにし、未来を目標達成の道具にしてしまうために、執着心を抱くようになります。「過去も未来も幻である」――これが真実なんですよ!(pp.71-72)

「いつの日か、絶対やってみせる!」あなたは、あまりにも目標に焦点を当てすぎているために、「いま、この瞬間」を、なおざりにしていませんか? それは、物事を行うことの喜びを台無しにしていませんか? あなたは「人生のスタート」を着る準備だけに気をとられていませんか? 未来重視の思考パターンが定着すると、なにを達成しても、なにを獲得しても、いつも未来がベターという幻想におちいり、現在は「不満足なもの」にとどまってしまいます。これこそが恒久的な不満足を手にいれる完璧な処方箋ではないでしょうか?(pp.118)

 

 そういえば、ちょうど最近、今を生きることについてのtedをみた。

破る | Ven. Alubomulle Sumanasara [アルボムッレ・スマナサーラ] | TEDxSeeds 2012 - YouTube